
いろいろな街へ行ったときに、手っ取り早くその街の雰囲気を知るには、「 食 」 を見ると分かりやすいときが
多いような気がします。生鮮品店や市場に並ぶ食材には、その街の特色が如実に現れます。
ブダペスト中央市場で、まず目につくのは 「 肉類の多さ 」。基本は肉食のようです。

野菜もそれなりにありましたが、圧倒的に根菜系が多い。葉物は少なめです。
壁に向かって積み上げて行くような並べ方が多いですね。
日本のように、平面的に並べて、“ ご自由にお取りください ” というやり方ではありません。これだけ積み
上げられると、奥の上の方はどうやって取るんだろう・・・?並べるのも大変だろうに・・・などと余計な心配を
してしまいます。

ここは調味料類を売っている店。
驚いたのは、日本語表記があったこと。「 パプリカ 」「 にんにく 」「 ハチミツ 」、その下に 「 クレジットカード 」
の文字がありました。
ハンガリーの首都ブダペスト。日本人観光客が、さほど多いとは思えませんが、それでもそれなりに来るんで
しょうね。日本人の売れ筋ナンバー3が、この3つで、クレジットカードを使う人が多いんでしょうか?