まん丸の形をした 「 金沢21世紀美術館 」。
屋内の有料・無料ゾーンの他に、屋外にも展示があります。

カフェで休憩中、ガラス越しに見えていたのが、色の付いた円形のオブジェ?
お茶しながら・・・“ あれは一体なんだろう ?” ・・・ あとで行ってみました。

『 カラー・アクティヴィティ・ハウス 』 という作品です。
シアン、マゼンタ、イエローの三原色で作られた半円形の屋根のない円形の壁。中に入って行くと、それぞれ
の色が微妙に重なり合って、不思議な視覚空間を創り出します。
円の中心には丸いライトが立っていました。夜は光を放つ仕組みになっています。

ドイツ生まれのフローリアン・クラール作 『 アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3 』。
美術館の外の芝生の上に、いくつかの 「 チューバの形 」 をしたオブジェがあります。筒に向かって叫べば
「 どこかの口 」 から声が聞こえてくる仕掛け。必ずしも隣りに聞こえるわけではありません。どこかの筒に
向かって叫んだ声が、どこからか聞こえて来ます。まるで音の迷宮。

メキシコ生まれのフェルナンド・ロメロ作 『 ラッピング 』。
ステンレス製で、パイプをメッシュが包んでいる形。中に入ることができます。小さなジャングルジムのよう。
遊び心とデザイン性と芸術性を兼ね備えたような屋外展示の数々です。