
金沢21世紀美術館 「 まるびぃ 」 の北東側にあるのが、カフェ・レストラン " Fusion21 " 。
雨で湿度が高く、有料ゾーンをひととおり見ただけで、結構疲れたので少々休憩しました。外に向かって大きく
開いているようなカフェで、とにかく明るく開放的。雨雲に覆われた日でも、この明るさです。
この美術館の設計は、ついこの間、建築界のノーベル賞といわれる 「 米国プリツカー賞 」 を受賞した二人。
妹島和世+西沢立衛です。西沢さんは、3月に訪れた、青森県十和田市の現代美術館も設計した建築家。
コンセプトは 「 まちに開かれた公園のような美術館 」。まさに、その通りの造りになっています。
建物には、正面とか裏口とかがありません。円形の外壁も裏表のないガラスのアートサークルを採用し、
トップライトや光庭など明るさや開放感にも配慮されています。カフェレストランは夜8時、無料ゾーンの一部
は夜10時まで開いており、使う側のことを最大限考えています。

注文したのは、コーヒーとスウィーツ。
白を基調にしたショップで、食器類も白がベース。そこに鮮やかな赤が映えます。そして・・・ゴールド。
アイスクリームの上に乗っていたのは金粉でした。

食べるのがもったいないような気になります。
そういえば、金沢といえば 「 金箔 」 で有名な街。こんなところにも金沢らしさが出ています。
食事のメニューは、加賀野菜をベースにしたモダン・フレンチ。お茶でも、食事でも、美術館の一角ですが、
無料で気軽に入れるカフェになっていて、「 気軽 」「 エンジョイ 」「 使いやすい 」 がキーワードの美術館です。