
有料ゾーンと無料ゾーンが透明のガラスで仕切られているだけなので、境目がイマイチはっきりしない構造に
なっている 「 金沢21世紀美術館 」。
「 スイミング・プール 」 があるのは東側の光庭。この光庭も東西南北にそれぞれ一つずつあります。
この光庭や展示室は大きさや形が微妙に違うものの、四方に配置されていて、一見対称的に見えるため、迷う
原因になります。自分がいま、どの方向に向いているのかが分からなくなる。そんな感覚も、この美術館の
楽しさの一つになっています。
光庭のひとつに 「 金色のお風呂 」 が並んでいました。

そのうちの一つに、金色のヒトが浸かっています。洋服を着たまま・・・。
作者と作品名は不詳でした。何かを考えているような表情と仕草。外は雨が降っていたので、風呂桶には
どんどん水が溜まって行きます。この水は、定期的に手作業で抜くんだそうです。
最初に有料ゾーンをひととおり見ました。たっぷり時間をかけて・・・。様々な作品があって、天井からぶら
下がっていたり、床に置かれていたり、ケースに入れられていたり、撮影禁止でしたのでこの場ではご紹介
できませんが、1時間半ほどかけて有料ゾーンを回りました。
このへんで小休止。

最初に入って来た東側エントランスの右側にカフェがあります。ここもガラス張り。
無料ゾーンになるので、ここだけに入る人も沢山いるようでした。
午後3時半頃のこと。外は雨でしたが、明るく開放的なカフェ・レストランで、しばらくの間、お茶にしました。