越後湯沢を10:48分に出た 「 特急はくたか 6号 」 は、速い!速い!。在来線ですが、ミニ新幹線ルート
を走るときの秋田や山形新幹線よりは、よほど速いスピードでした。
直江津~魚津~富山~高岡。
次はもう 「 終点 」 金沢・・・と思っていたときに、不思議な車内アナウンスが入りました。
“ この列車は、あと10分ほどで6両目と7両目の間は行き来ができなくなります。”・・・・?
“ ・・・切り離し作業のため、行き来ができなくなりますので、ご注意ください。”・・・・?どういう意味?
金沢駅に到着したときに、その謎が解けました。
それにしても、凄いことを考えたものですね。
全部で9両編成の 「 はくたか6号 」。1両目から6両目までは金沢止まりで、7両目から9両目までは更に
和倉温泉まで行きます。切り離し作業を行うのは金沢駅で。

普通に走りながら、車両と車両の間を切り離すための準備作業をしておいて、駅に着いたら、連結部分を
それぞれ塞いでから切り離す・・・。誰が考えたんでしょう。
この方式だと、鼻先部分がくっついた形の秋田や山形新幹線のように 「 相互に行き来はできません 」 とは
ならず、通常は 「 相互に行き来ができる 」 ことになります。珍しいモノを見せていただきました。

こうして、やっとこさ辿り着いた金沢。 「 ようこそ金沢へ 」。
今まで、通過したことは何度かありますが、降り立つのは初めての金沢駅。

駅前のドームが息を飲むような巨大さ。
京都駅も驚くようなアトリウム空間ですが、ここもそれとは違うものの迫力ある空間です。