
「 周ちゃん広場 」 の大きな特徴は、柑橘類をはじめとした果物系の種類の多さでした。
集荷用ケースで床の上に無造作に並べられたコーナーにあったのは、「 ブランディー入り 」 の
「 あたご抜き柿 」・・・?これは不思議でした。
視察で訪れたのは1月の下旬。柿は普通秋の味覚ですから、時期的には終わっているはず。しかも、普通は
焼酎で渋を抜くところを、たぶんブランディーを使っているってこと?。
おそらく、温暖なこの地方特産の柿で、名前が 「 あたご柿 」。渋柿ですが、ブランデーを使って渋抜きを
したものだと思われます。

他の柑橘類は、このボリュームです。
「 ネーブル 」「 天草 」「 はるみ 」・・・東北人にとっては、初めて耳にする名前が並んでいました。

何より驚かされたのは、1パックの量です。
写真のグレープフルーツのようなパックに 「 1,980円 」 の値段がついていますが、ひと抱えもあろうかと
いう巨大な袋。それを地元の皆さん、当たり前のように買って行きます。
ミカンをはじめとした柑橘類の王国愛媛ですが、このときばかりは本当の凄さを見せつけられた気分でした。
私の地元では、これだけの量を一回に買う人は、まずいません。いったい、愛媛県人はどのくらい食べるん
でしょう。
ところが・・・もうひとつ驚かされたのは、一緒に行っていたツァーの皆さんが、この圧倒的な柑橘類の山を目に
して、あまりの値段の安さと美味しさに、「 箱 」 で買って自宅へ送る人が続出したことです。