青森県のまちづくり視察で訪れた八戸市。夕方の 「 街巡り 」 が続きます。
 
 前回紹介した 「 みろく横丁 」 は新幹線の八戸開業を契機に誕生した、新しい横丁ですが、その他にも古く
 
からある小路に新しくネーミーングした横丁が、街のあちこちに点在しています。
 
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 「 みろく横丁 」 から六日町(肴町)を通って長横町へ右折、しばらく歩くと左側に 「 昭和通り 」 があります。
 
 店主の多くが戦後昭和の生まれであることから 「 昭和時代のぬくもりが感じられる通りに・・・ 」 という願いが
 
込められています。
 
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 その 「 昭和通り 」 の向かい側に、“ ココ、ホントに通れるの? ” と思えるような、薄暗く古めかしく相当
 
怪しげな小路が 「 五番街 」 です。
 
 現在は閉館した近くの映画館で上映した、アメリカ映画 「 五番街の出来事 」 がヒットしたことにちなんで命名
 
されたそうです。まるで、洞窟の中を探検しているような雰囲気。
 
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 その 「 五番街 」 を抜けると 「 たぬき小路 」 になります。
 
 戦後、最も早く飲食店が軒を連ねた通りで、北海道一の歓楽街である 「 狸小路 」 を目指して命名されました。
 
 このほかにも、「 ハーモニカ横町 」「 花小路 」「 長横町れんさ街 」「 ロー丁(ろーちょう)れんさ街 」 といった
 
具合に繁華街の中を縦横に横丁が走っています。
 
 縦軸の本通りと横軸の横丁が、呑み歩き、街歩きの楽しさ面白さワクワク感を増幅させてくれます。数種類の
 
マップも準備されていて、地図を見ながら歩けば初めて訪れる人でも迷うことなく歩き回れます。
 
 かなりディープな横丁探検ができる街 「 八戸 」。意外な発見でした。