八戸屋台村は 「 みろく横丁 」 というネーミング。
「 三日町 」 と 「 六日町 」 の間をつなぐ小路ということだと思いますが、初めからあったと思わせるような
絶妙な語呂です。

真ん中あたりにあった井戸。
本当に水が出るのか、もともとあったものなのか、いずれにせよレトロな風情を醸し出しています。

一軒一軒が独立した建物になっています。
看板によれば 「 ここを通り抜けると 運気が向上します 」 とありました。ウソでも何でも、通り抜けてみようか
という気にさせられます。

通り抜ければ、そこは 「 六日町 」。こちらは門構えではなく、屋根看板でした。
屋台の軒先をかすめるように歩いて、三日町から六日町へ抜けます。その後分かったことですが、実はこの
八戸という街、あちこちにクモの巣を張り巡らしたように、「 抜け道 」 があります。迷路のような道、ちょっと
怪しげな小路、妙に懐かしさを感じる空気が充満している街でした。