盛岡市を流れる中津川に架かる橋のひとつ 「 中の橋 」 あたりの散策。
観光情報センター 「 プラザおでって 」 の展示をつらつら見ていたら、こんなポスターを見つけました。

「 よさこい さんさ 」 という祭りもあるんですね。
おそらく、「 さんさ踊り 」 と 「 よさこい 」 を合体させた新しい祭りだと思います。“ ここにも、あったか・・・ ”
もともとは高知県の祭りですが、札幌で 「 YOSAKOIソーラン 」 が成功したことから、2000年代には
一気に全国に拡がりました。商店街のイベントとして始まったものも、結構あるのでは?
東北地方だけでも、「 みちのく YOSAKOI 」「 AOMORI 春フェスティバル 」「 YOSAKOI さんさ 」
「 ヤートセ秋田 」「 花笠 YOSAKOI 」 など年間10ヵ所以上のところで踊られています。
カネがかからないのが一番の理由かも知れませんね。衣装・道具などは参加団体が自前で調達し、おまけに
参加費を払ってまで参加してくれます。主催者側の持ち出しは必要最小限で済みます。
各地の有名な祭りとコラボしているケースが多いようですが、やはり伝統的な祭りとは異なっていて、中には
創作ダンスのコンテストのようになっているのもあるようです。まぁ、目くじら立てずに、みんなで集まって、
楽しくやればいいのかも知れませんが・・・。

中の橋のたもとに、こんな碑をみつけました。
『 甦る水 100選 』 とありますが、初めて耳にします。
細かい文字を読んでみると、「 近代下水道制度100年記念行事 」 で選んだものだそうです。つまり、下水道
を整備したことで水がこんなに綺麗になりました・・・全国100ヵ所、ということ。中津川が選ばれています。

「 中の橋 」 を渡りました。
橋の欄干が変わっています。旗印のような形のモニュメントがありました。
中津川沿いは、そぞろ歩きにはなかなかいい環境が揃っています。御厩橋、川原橋、下の橋、毘沙門橋、
中の橋、与の字橋、上の橋、富士見橋、東大橋、文化橋、山賀橋・・・、たぶん盛岡市民は、橋の名前を言えば
位置が分かると思われます。待ち合わせなんかでは、便利ですね。