「 焼物の里 砥部 」 は、松山市中心部から車で約40分、松山ICから約15分という恵まれたロケーションに
 
あります。
 
 松山と高知を結ぶ国道33号線沿い、三坂峠のふもとに位置する 「 炎の里 」。ここでは、国の伝統産業である
 
砥部焼の製造工程のすべてを、すぐそばで見ることができます。
 
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 これが原石。白っぽい石です。上尾峠で採れる 「 粗面岩質安山岩 」 だそうです。
 
 町内に数ヶ所ある採石場で採れた原石を、製土工場へ運んで、「 坏土 」と呼ばれる焼き物に適した土に
 
します。焼物用に作られた土は、長い円筒形をしていました。
 
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 これが工程の一覧。
 
 円筒形をした 「 坏土 」 は、「 ろくろ~たたら成型 」 コースか、「 鋳込み成型~機械ろくろ 」 コースの
 
いずれかに分かれて、「 削り仕上げ 」 へと回ります。
 
 手回しろくろは、実際に造っている現場の目の前で見学することができました。
 
 
 砥部焼は、今でもその工程のほとんどが手づくりで、機械はごく一部でしか使われていないそうです。