元町SS会事務所の応接室で、事務局長さんから元町の歴史と、これまでの取り組みについて説明を受け
ました。

立派な本も残っているんですね。
さすがに、横浜開港と機を一にして生まれた商店街です。

狭い砂利道。それでも、これが日本の文明開化の最先端だったと思います。
左側に見えるポストのような筒状の看板。この時代にあって、横文字の看板です。

街並みを造るときの図面。ルールを図で示したものです。
元町では、「 地元の人々にとって、安全で快適なまちであるとともに、このまちに集う人々にも夢と安らぎを
与えられる魅力的なまち並みをつくり続けて行きます。」という考え方を貫いています。
町には 「 まちづくり協定 」 という紳士協定が結ばれており、細かい規程が定められています。
建物の色やデザインは派手なものはダメ、道路に面した垣根は生け垣、看板・広告の規制、ペットに関する
ルール、さらには寝具・洗濯物、空き屋などについてもルールがあります。
「 元町まちづくり公式ルールブック 」 として、この町に住んでいる人、住もうとする人、商売する人、例外なく
審査の対象となる仕組みです。
ここまでやらなければ、街の景観は守れない・・・ということだと思います。