ブダペストの街は、紀元2世紀、この地にローマ軍が進出し、ドナウ川西側に駐屯地を造ったことに始まると
いわれています。そんなブダペストの街の全貌を見渡すことができるのが 「 王宮の丘 」 。
「 王宮の丘 」 は 「 くさり橋 」 たもとからケーブルカーでも登れますが、私達は貸切バスで北側から入り
ました。
石段を登って行くと、徐々に、徐々に、徐々に、ブダペストの街が眼下に拡がってきます。

ゆっくり、ゆっくり石段を登りながら、ゆったりと流れるドナウ川の悠久の流れと、その向こうに拡がる
「 ペスト地区 」 の眺めを楽しみました。
2世紀にローマ軍が進出したのは、画面左手奥の方向にある 「 アクインクム 」 のあたり。
左手に 「 国会議事堂 」 のドームと尖塔が見えていますが、「 アクインクム 」 の遺跡は、そのまた左側方向に
なります。

ドナウ川は水を満々とたたえて悠然と流れ、その向こうには高層ビルのない街並みが拡がり、さらにその
向こうにはハンガリーの大平原が続いています。
息をのむような雄大な景色。

右側の尖塔は 「 イシュトヴァーン大聖堂 」 。
パノラマですね。まさに・・・。いつまで見ていても、飽きませんでした。