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 『 父から子へ伝える名ロック100 』 立川直樹著、祥伝社新書。

 著者の思いがぎっしり込められている本です。

 全体が5つの章に分かれていて、「 LOVE 」「 JOURNEY 」「 NOSTALGIA 」「 DREAM 」

「 HARDBOILED 」 の各章ごとに、そのテーマにちなんだロックの曲を( 少々無理矢理 ) 並べて、紹介

しています。

 「 ラヴ 」( ジョン・レノン )、「 ラヴ・ミー・テンダー 」( エルヴィス・プレスリー )…。

 「 マラケッシュ・エキスプレス 」( CSN&Y )、「ニュー・キッド・イン・タウン」(イーグルス)

 「 ロック・アラウンド・ザ・クロック 」( ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ )、「 ビー・

バップ・ア・ルーラ 」( ジーン・ビンセント )…。

 「 ドリーム・オン 」( エアロスミス )、「 ドリームス 」( フリート・ウッド・マック )…。

 「 21世紀の精神異常者 」( キング・クリムゾン )、「 ロンドン・コーリング 」

( ザ・クラッシュ )…。

 各章の冒頭2曲はこんな並びです。そして最後の100曲目は「 ジ・エンド 」( ドアーズ )。

 曲名だけ見て、私の脳裡にメロディとかサビが浮かんでくるのは、60曲ぐらいしかありません。

実際に聴けば、もう少し分かると思いますが・・・。並んでいるのは、主に60年代と70年代、

一部50年代も入っていますが、こう見てみるとロックがロックとして一番輝いていたのは、この時代

だったのかも知れません。

                            【 2010年(平成22年)3月12日 読了 】