『 オールジャパン・ポップ 20 』 1971年9月8日放送分のベストテンは、

 1.メロディ・フェア       ( ザ・ビー・ジーズ )
 2.サマー・クリエイション    ( ジョーン・シェパード )
 3.恋のかけひき         ( ハミルトン,ジョー・フランク&レイノルズ )
 4.バタフライ          ( ダニエル・ジェラール )
 5.嘆きのインディアン      ( マーク・リンゼイとレイダース )
 6.スウィート・ヒッチ・ハイカー ( クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル )
 7.雨のフィーリング       ( フォーチュンズ )
 8.涙のハプニング        ( エジソン・ライトハウス )
 9.イッツ・トゥ・レイト     ( キャロル・キング )
10.悲しき恋心          ( ザ・ショッキング・ブルー )

 キャロル・キングの 「 イッツ・トゥ・レイト 」 が9位に入って来ました。

 ビルボードでは6月にランキング入り、5週に渡ってトップをキープするという大ヒットとなった曲

ですが、日本ではこの週に一瞬顔を出しただけで、あとはベストテンから外れてしまいます。アメリカ

では大人気でしたが、日本人受けはあまりしなかったようですが、ずーーーっと気になっていた記憶が

あります。

 1942年( 昭和17年 )2月9日生まれの彼女は、ついこの間68歳の誕生日を迎えました。

とてもその年には見えませんね。10歳若いと言っても信じるほど・・・。デビューが1958年ですから

この世界で早50年余りというキャリアの持ち主です。

 「 ロコモーション 」「 ユー・ガット・ア・フレンド 」など名曲もありますが、彼女の魅力はやはり

アルバムをじっくり聴いたときに出てくるような気がします。

 来月にはジャイムス・テイラーとのジョイントで来日。武道館で初めてナマで観て来る予定です。

 今から、楽しみにしています。


 ちなみに、同年9月4日付けビルボード・ランキングは、

  1.Uncle Albert / Admiral halsey    ( ポール&リンダ・マッカートニー )
  2.How Can You Mend A Broken Heart   ( ビ・ジーズ )
  3.Smiling Faces Sometimes       ( アンディスプッテド・トルース )
  4.Spanish Harlem           ( アレサ・フランクリン )
  5.Go Away Little Girl         ( ダニー・オズモンド )
  6.Ain't No Sunshine          ( ビル・ウィザース )
  7.Take Me Home,Country Road      ( ジョン・デンバー )
  8.Signs                ( ファイブ・マン・エレクトリック・バンド )
  9.Liar                ( スリー・ドック・ナイト )
 10.I Just Want To Celebrate      ( レア・アース )

 いきなりポールがトップに躍り出て来ました。