左側の 「 五日町 」 が挽回したのも束の間、やっぱり今年は 「 二日町 」 が強かった。
ギャラリーの声援にもかかわらず、一瞬だけ挽回した 「 五日町 」 は、ズルズルズルズル・・・と
引かれて行きます。
ついに五日町の最後尾が見えて来ました。
最後尾が中心点まで来た・・・ということは、雌綱の五日町が約50m引かれたことになります。
上町である二日町の圧倒的勝利。久々の勝利だそうです。
言い伝えによれば、上町が勝てば 「 米の値段が上がる 」・・・ことを祈ります。

戦い終わって、何千人もの人に引かれた大綱が、会場に横たわっていました。
縁起物なのか、綱の藁を抜いて持ち去る人が沢山いました。

帰りの駅は人だかりでした。
初めての、真冬のイベント 「 大綱引き 」。室町時代に始まったといわれる歴史と伝統があります。
平将門の一族である長山氏が、この地に土着し、その頃から祭事として綱引きが始められたのが由来
とされています。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている 「 刈和野大綱引き 」、堪能させていただきました。
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