
会場に着いたのは午後7時過ぎ。まだ人通りは疎らでした。
道路の真ん中に横たわっている、巨大な藁の塊・・・綱引き用の綱です。

刈和野の大綱引きは、室町時代からの伝習であるといわれています。
町を二分して引き合うもので、上町 ( 二日町 ) と下町 ( 五日町 ) に分かれます。
こちらは「雄綱」。長さ約64m、直径約80cm、重さ約10トン。作成担当は二日町。

そして、こちらは 「 雌綱 」。長さ約50m、直径約80cm、重さ約10トン。作成担当は五日町。
約1ヶ月ほどまえから始まった綱作り、出来上がった綱が会場に横たわっていました。
そして会場には、威勢のいい太鼓の演奏の音が響き渡って・・・。