愛媛県西条市、遠赤青汁㈱第二工場の視察。

 黒ニンニクの製造工程の説明を受けたあとは、青汁の製造工場内部を見せていただきました。

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 工場内へ立ち入るには、見学者全員が 「 帽子 」 をかぶります。

 全員が大黒様状態になって、会社の方の説明に耳を傾けました。

 遠赤青汁では、原料となるケールの有機圃場の開墾を、「 近隣の放置農園を借りて 」行っています。

つまり、近年全国で問題になっている 「 耕作放棄地 」 を利用しているところに驚かされました。

 放置されて草や木が生い茂った土地を開墾し、堆肥を入れ、有機の農場へ再生して行きます。栽培は

冬季限定。農薬や化学肥料を使わない有機農法は、害虫がつきにくい冬場に限定しての栽培です。

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 収穫した 「 ケール 」 を、「 遠赤外線 」 を利用した独自の製法で低温乾燥、粒状にします。

 遠赤外線を使う製法は、この会社の特許。しかも 「 粒 」 にすることで、持ち運びも便利になり、

いつでもどこでも、水に溶かせば栄養万点の青汁を飲める・・・という仕掛け。

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 「 土 」 へのこだわり・・・有機堆肥、真珠貝の殻、油粕を使った元気な土づくり。

 「 冬 」 へのこだわり・・・害虫の少ない冬に寒さに耐えて育ったケールは、栄養価抜群。

 「 遠赤外線 」 へのこだわり・・・製法特許で素材を丸ごと乾燥し、栄養価を損なわない。

 「 無添加 」 へのこだわり・・・ケールの微粉末を、凝固剤・造粒剤を使わずに粒化。

 様々なこだわりと、永年の研究開発、その結果全国どこにもない製品を作り上げた遠赤青汁、話しを

聞いていても、感心することばかりでした。