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 「 地方分権フォーラム 」 に参加して来ました。

 会場となったホテルの大広間は、ギッシリ一杯。椅子だけでは7~800はありそうです。

 このテーマにこんなに人が集まるのは画期的なこと・・・。それには理由がありました。

 昭和32年9月宮崎県都城市生まれの、この方の講演を聞くために集まった人、人、人、人。

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 宮崎県知事 東国原英夫 氏

 人気がありますね。事前申し込みは定員をオーバーしたそうです。私達夫婦は運良く、セーフ!

 テーマは 『 地方をどげんかせんといかん! 』

 さすが、ビートたけしの下で培った話芸は、満員の聴衆をグイグイ惹き付けて行きます。話しの8割方

はジョークか、それに近いような内容で笑わせます。「 地方分権 」 についてキーワードとなるような

話しも出ますが、それは全体の中でごく僅か。でも、その言葉が印象に残るような話し方をする

あたりは、プロですね。

 首長が自ら先頭に立って、突っ走りながら、市民を巻き込んで行く・・・そんな地方活性化の実例が

爆笑とともに紹介されました。

 かなり 「 作られた 」 ようなあとが見える話しでしたが、まぁ、それはさておき、あっという間の

1時間でした。

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 頭が低いですね。

 入場して来るときも、終わって帰ろうとするときも・・・。

 帰り際に、握手を求めた人がいて、それに応えたもんだから、次々に手が差し延べられる結果に・・・。

 笑いを取りながらも、真摯に、生真面目に、一直線に、理想を追い求めようとする姿が垣間見え

ました。


 すごかったのは、このあと。

 東国原知事の講演が終わって、休憩に入り、10分後に再開してパネルディスカッションが始まった

ときには、あんなにいた聴衆の3分の2が消えていました。

 みなさん、お目当ては 「 地方分権 」 ではなく 「 東国原 」 だったようです。