ブラチスラヴァ旧市街のフラヴネー広場。
さほど広くもない一画ですが、見どころは満載でした。

真っ直ぐな塔は、歴史博物館にもなっている「 旧市庁舎 」。
ゴシックとバロックの両様式が混在した建物です。プラハの旧市庁舎に比べれば、こじんまりして
地味な感じ。中に入る時間はありませんでした。
フト、気になったのが、広場の中ほどにあるベンチです。
“ 誰かいる・・・ ”

いや、「 誰か 」 がいたのではありません。
モニュメントというかオブジェというか・・・、兵士のように見えます。
腕組みをして、ベンチに凭れ掛かっていました。一瞬驚きますよね。
実はこのブラチスラヴァという街には、こんな遊び心一杯のオブジェが街のあちこちにあります。

“ ここにも、誰かいる・・・ ”
衛兵がいるかと思えば、これもオブジェ。
同じ彫刻でも、見上げる高さの屋根の上にあるのと、道端に寄り添うようにあるのとでは、随分
親しみが違います。
見知らぬ街で、悪戯好きな友達を見つけるような気分で、次のオブジェ探しをしていました。