
思わず “ 瀬戸大橋が見える!! ” と叫んで、シャッターを切りましたが、たぶんこれは
西瀬戸自動車道 「 しまなみ海道 」 だと思います。
飛行機から眺める瀬戸内海。このルートを飛ぶのは初めてでした。
“ 瀬戸内海って、こんなに島があるんだぁ! ” と驚きました。当たり前のことですが、島の
数の多さに改めてビックリ。そして、頑張っても、「 地図上の島 」と「 実際に見えている島 」
とを突合することは、ほとんど不可能であることが分かりました。

それでも、伊予灘側から侵入して行く松山空港への着陸態勢のときは、沖合にある 「 釣島 」や
「 興居島 」 は、その独特の形で分かりました。
真っ青な海、真っ青な空、本当にこれが1月かと思わせるような好天の下、農商工視察団を乗せた
ANA589便は、ほぼ定刻通り松山空港に着陸しました。
上空からも見えていて、着陸後も気になっていたのが、空港の隣に相当大きなコンビナートのような
工場群があること。
「 帝人 」 ですね。この規模からして、帝人の主力工場だと思われます。

昨年夏に広島を訪ねた際、呉の軍港や広島の軍事的重要性を知ることができましたが、ここ松山は
広島湾を防衛する要塞のような位置づけだったようです。
もともとは、日本海軍が造った 「 吉田浜飛行場 」 が前身。
戦時中は、零戦、紫電改といった名機が米国軍と激闘を演じた舞台でもあります。
四国最大の乗降客数を誇り、国際線も就航している松山空港です。