ブラチスラヴァを案内してくれたのは、とてもチャーミングな現地ガイドさん。
たどたどしい日本語で、見るからに一所懸命説明してくれました。
「 微笑ましい 」 という表現がピッタリ。
スロヴァキアという国の辿った歴史を語るとき、とくに社会主義政権の時代は 「 暗黒の時代 」 と
表現し、顔に似合わない辛辣な言葉が飛び出しました。

そうかと思えば、この建物の前に立ち止まって・・・。
“ この建物は、ブラチスラヴァで最も有名な建物のひとつです。なぜなら 「 世界一細い建物 」
だからです・・・・!? ” てなことを淡々としゃべります。
“ んなぁワケ、ないだろう!? ” と思いましたが、ガイドさんはいたってまじめ。

旧市街の街並みは迷路のようになっていました。
道は入り組んでおり、ときおり建物の中をトンネルのような道が貫いています。
歩いていては刺激があって面白いですね。

ここにもありました 「 空中照明 」。
ウィーンの街中でも見かけたもの。建物から引っ張った針金のようなもので、空中に浮いている
蛍光灯です。よく落ちて来ないものです。
電柱や電線がなく綺麗な街並みを見せているヨーロッパの街。この 「 空中照明 」 もひと工夫すれば
見た目はもっと良くなるのに・・・と思って眺めていました。