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 修復中のブラチスラヴァ城の内部は撮影禁止でした。

 「 ひっくり返したテーブル 」 とも呼ばれるこの城、「 テーブルの脚 」 に当る部分が17世紀に

建てられた 「 塔 」 の部分。先端まで、綺麗に足場が組まれていました。

 ドナウ川の左岸にある小高い丘の上に建てられたブラチスラヴァ城。

 古くはローマ帝国の砦が築かれ、大モラヴィア帝国の時代も要衝として城塞が置かれていました。

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 一回りしてから、城の奥手にある建物に入ってみました。

 低層の建物は博物館とレストランのようになっています。

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 大モラヴィア帝国が滅びたあとは、ハンガリー王によって防備が強化されました。

 1526年にハンガリー王国がハプスブルグ帝国の一部になると、トランシルヴァニアや

オスマン・トルコへのにらみを利かすための城となったそうです。

 その後、何度かの改装を経て、マリア・テレジアの時代に居住のための王宮として大規模な改装

がなされました。