
昨夜の晩酌は、秋田県由利本荘市、天寿酒造の 「 純米吟醸 天寿 」。
精米歩合;60%、アルコール度数;15度以上16度未満。
外箱の裏に延々と曰く因縁が書かれています。
《 酒造りひとすじ・・・。鳥海山の麓、由利本荘市矢島町が美酒天寿のふるさと。この地で天保時代
から麹や濁り酒などを業としていましたが、二代目永吉が明治7年に清酒の醸造を開始。以来、
歴史と伝統を重ねながら美酒を追い求め、数々の銘酒を生み出して参りました。
醸造に適した豊かな自然と気候風土、鳥海山の万年雪が生み出す清冽な伏流水、秋田が誇る子吉川
流域で育まれる良質の原料米、そして、伝統に培われた蔵人の技。美酒天寿は、人・水・米にこだ
わり、更なる品質の向上を目指して醸されています。
原料となる酒造好適米・美山錦・酒こまちはすべて契約栽培グループ「天寿酒米研究会」の栽培に
よるもの。「酒造りは米造りから」との思いと、地の酒としてのこだわりから昭和58年に設立。
現在では完全無農薬栽培・合鴨農法の実践研究も取り入れ、より良質の酒米作りに励んでいます。
自慢の酒米を使い、蔵人たちが伝統の技と情熱を注ぎ、醸し出された美酒天寿をどうぞご愛飲
ください。》
から麹や濁り酒などを業としていましたが、二代目永吉が明治7年に清酒の醸造を開始。以来、
歴史と伝統を重ねながら美酒を追い求め、数々の銘酒を生み出して参りました。
醸造に適した豊かな自然と気候風土、鳥海山の万年雪が生み出す清冽な伏流水、秋田が誇る子吉川
流域で育まれる良質の原料米、そして、伝統に培われた蔵人の技。美酒天寿は、人・水・米にこだ
わり、更なる品質の向上を目指して醸されています。
原料となる酒造好適米・美山錦・酒こまちはすべて契約栽培グループ「天寿酒米研究会」の栽培に
よるもの。「酒造りは米造りから」との思いと、地の酒としてのこだわりから昭和58年に設立。
現在では完全無農薬栽培・合鴨農法の実践研究も取り入れ、より良質の酒米作りに励んでいます。
自慢の酒米を使い、蔵人たちが伝統の技と情熱を注ぎ、醸し出された美酒天寿をどうぞご愛飲
ください。》

裏貼りがなく、「 長~~~い表貼りラベル 」。これも面白いですね。どうやって貼るんだろう?
既存サイズではないので、機械にはまらないと思われるのですが・・・手貼りかも知れません。

この裏貼りにまた延々と曰く因縁が書かれています。
「 契約栽培米100% 」・・・「 酒造りは米作りから 」と昭和28年に創設した天寿酒米研究会産
の米を使用。
の米を使用。
「 酒蔵好適米「 美山錦 」仕込み 」・・・天寿酒米研究会が初めて取り組んだ酒米 「 美山錦 」
26年の実績が自信となって滲み出ます。
⇒「 酒蔵 」は「 酒造 」の間違いでは? 「 自社精米 」・・・天寿では昔から自社精米ですが、03年秋に精米設備を更新。自慢の精米です。
「 鳥海山自然水仕込み 」・・・創業以来135年、使い続けた鳥海山の伏流水。
「 農大花酵母仕込み 」・・・農大中田教授の新発見。世界でも珍しい新清酒酵母を使用。
「 壜火入れ冷蔵壜貯蔵 」・・・お酒に一番優しいのは生酒のまま壜につめ湯煎で壜火入れし、
そのまま冷蔵庫へ貯蔵。現在最高の品質管理を実行しています。
そのまま冷蔵庫へ貯蔵。現在最高の品質管理を実行しています。
すごいですねぇ。これだけ書かれているのも珍しい。
呑みながら、しみじみ曰く因縁を眺めておりました。
吟醸ですが、味が乗っています。「 どっしり 」というよりは「 しっかり 」という感じ。
造り手の気合とこだわりが伝わって来るような、呑み応えのある酒でした。