『 オール・ジャパン・ポップ 20 』 1971年2月第4週のベストテンは、

 1.マイ・スウィート・ロード   ( ジョージ・ハリスン )
 2.シーズン           ( アース・アンド・ファイアー )
 3.ブラック・マジック・ウーマン ( サンタナ )
 4.カモン・エヴリバディー    ( U.F.O. )
 5.ノックは3回         ( ドーン )
 6.魔法             ( ルー・クリスティ )
 7.太陽は燃えている       ( エンゲルベルト・フンパーディンク )
 8.あなたのとりこ        ( シルヴィ・バルタン )
 9.移民の歌           ( レッド・ツェッペリン )
10.悲しき初恋          ( パートリッジ・ファミリー )

 「 移民の歌 」 が、意外に早くランクダウンして行きました。

 そんな中で、サンタナが3位に食い込んでいます。「 ラテン・ロック 」 という、全く新しい

ジャンルを切り拓いた画期的な曲です。

 セカンドアルバムからのシングル・カット。

 イントロがやたら長く、歌が入ったと思ったら、歌なのかつぶやきなのか良く分からない歌詞。

何かと異例ずくめの曲でした。それでも、あのラテン独特のメロディーは、耳に残ります。

 激しいラテンのリズムを刻むのではなく、しっとりと聴かせるギター。

 サンタナの 「 泣きのギター 」 がしみわたります。