12月2日(水)午後1時30分、全身麻酔開始・・・。
“ 麻酔入りまーーーーす! ”
と言われてから、一瞬で意識がなくなります。不思議です。
病室へ戻ったのは3時頃だったそうですから、手術自体は1時間余り。肩腱板としては、比較的簡単
な手術だったようです。

部屋に戻ると、妻が横で盛んに呼びかけます。
できるだけ早く麻酔から醒まそうとしてくれているんだな・・・ということは分かります。でも、体が
いうことをきかず、半覚醒状態で、眠りに落ちてしまいます。

目覚める間際は・・・もう少し眠りたい・・・でも起きなきゃ・・・でも眠い・・・でも・・・。
ピンク・フロイドの音楽がピッタリ合う感じ。
「 おせっかい 」 とか 「 原子心母 」 とか 「 炎 」 とか・・・。

妻が耳たぶをいじりはじめます。
起こそう、起こそうとしていることが伝わって来ます。
娘が来たのも分かります。
でも、しゃべりたくない・・・眠っていたい。
そんな、朦朧、もやもや、ぼーーーぉっとした状態が、全身麻酔の 「 醒め際 」 です。