
「 元安橋 」 を渡り切ったところにレストハウス ( 観光案内所 ) があり、ちょっとトイレ休憩。
ここに、ボランティア・ガイドの方が数名いました。
平和記念公園内を無料で案内してくれるボランティアです。早速、案内を依頼。快く引き受けて
もらい、女性の方が案内役になってくれました。

ボランティア・ガイドさんが最初に連れて行ってくれたところは 「 爆心地 」。
原爆は、「 島外科医院 」 ( 昭和8年建築 ) の上空約600mで爆発しました。
病院は被爆を免れた院長によって同じ場所に再建され、建物の横には、当時の模様を記した説明板が
設置され、千羽鶴が捧げられていました。

テニアン島を飛び立った爆撃機B-29 「 エノラ・ゲイ号 」 によって、人類史上初めて使用された
原子爆弾。
爆心直下となった一帯は、約3,000度~4,000度の熱線と爆風と放射線を受け、ほとんどの人が瞬時に
命を落としました。
ボランティア・ガイドの女性は、淡々と、切々と、当時の模様を話してくれました。