10時から2時間ほど、経営者の方々を集めての会議に出席しました。
県のR課主催の会議で、私は議長を仰せつかりました。
「 業界の現状と課題 」 「 今後の方向性 」 などについて事務局である県の担当者の説明、その後の
質疑応答、意見交換という流れ。
メンバーは多士済々。多数の業者を束ねる立場の方、NPO法人の方、映像コンテンツ関係の方、
介護事業関係の方、などなど。少子高齢化という大きな流れの中で、これからどんなビジョンを掲げて
経営の舵取りをして行くのか、そのときに必要な県の施策や支援体制をどうするか・・・。
2時間みっちり、満遍なく意見をもらって、会議は終了。
午後からは、地元の工業高校へ。

開始時間までの間、図書室で待ちました。
学校の図書館に入ることなどめったにありません。結構様々なジャンルの本が並んではいますが、
意外に狭い。教室を転用したような場所でした。
奥には歴代校長先生の肖像画が掲げられています。直前校長先生は第27代。

次代を担う高校生たちが勢揃いしていました。工業高校なので、圧倒的に男子生徒。後ろの方に
女子生徒がチラホラ見えます。総勢150名くらい。
来年、就職か進学かの進路選択の時を迎える高校2年生です。
自分の経験談を中心に、話は40分ほど。私の思いが、どれだけ生徒達に伝わったかは分かりません
が、何かの参考やキッカケになれば幸いです。
県内は未曾有の就職難です。地元の新聞では連日のように 「 過去最悪の就職戦線! 」 といった
見出しが躍っています。その中でこの高校は、すでにほぼ100%の内定率。現場の教師やOB達の力が
高い内定率に結びついています。
「 強い信念を持って、明るくポジティヴに! 」 てなことを言って締めくくりました。
終わって校長先生に挨拶。
“ おぉ!!久しぶり!! ”
“ ご無沙汰していました。1月で会社、辞めちゃいました! ”
ということで、何とここの校長先生、私が30年近く前にお世話になったことのある先生でした。
まさかここでお逢いできるとは思ってもおらず、不思議な巡りあわせを感じます。
世の中広いようで狭いもの。
人と人との繋がりが広ければ広いほど、人生楽しくなるものです。
若き高校生たちにも、これから一人でも多くの人と出逢って、繋がってもらいたいと願うのみです。