ブログも記念すべき500話目となりました。
ここはやっぱり 「 記念すべき BEATLES 」 で、リマスター盤14枚目。

「 PAST MASTERS 」 、1988年発売。
オリジナル・アルバムに収録されなかったシングル曲やEP盤に入っていた曲などを集めた、いわば
ビートルズの 「 特集版 」 です。
発売当時は vol.1 と vol.2 に分かれていましたが、今回のリマスター盤では1タイトルに。ただ
2枚組みですので、実質はリマスター盤の 「 14枚目 」 と 「 15枚目 」 になります。

ビートルズは3枚目のシングル 「 フロム・ミー・トゥ・ユー 」 から、リスナーが同じ音源を買う
ムダを防ぐため、「 シングル曲はアルバムに収録しない 」 というスタンスでした。
「 オールディーズ 」(1966年)、「 赤盤&青盤 」(1973年)、「 1 」(2000年)、といった
企画モノはありましたが、純粋に未収録曲を集めたアルバムはこれが初めてでした。
面白いですね。聴いていると・・・。
「 抱きしめたい 」 「 シー・ラヴズ・ユー 」 の 「 ドイツ語版 」 があります。
デビューシングル 「 LOVE ME DO 」 は、ドラムを別人がやっていてリンゴはタンバリンを叩いて
いるバージョンがアルバムに入っていますが、ここは 「 オリジナル・バージョン 」 でドラムは
リンゴ。
「 THIS BOY 」 「 BAD BOY 」 「 LONG TALL SALLY 」 「 I FEEL FINE 」 「 DAY TRIPPER 」
「 PAPERBACK WRITER 」 「 HEY JUDE 」 「 GET BACK 」 「 LET IT BE 」 ・・・etc。
アルバムと重なる曲もありますが、実は 「 別テイク 」 。
中のブックレットの曲の解説を読んでいるだけでも、
“ へぇーー、そうなんだ。そんなこともあったんだ ” と感心することしきり。
映画に例えれば、メイキングを観ているような、「 裏話 」 の愉しみの雰囲気です。