
8枚目は 「 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 」。1967年6月発売。
全英で22週、全米で15週連続トップ。
架空のバンドを仕立て上げて、そのバンドがショーを繰り広げるという仕掛け。当時としては
画期的なコンセプトアルバムだったと思います。
学校で同好の奴らが・・・“ オイ!ビートルズのサジェントペパー聴いたか?すごいぞ! ”
という話をしていました。私はアルバムタイトルが「サジェントペパー」だと思い込んで、勇んで
レコード屋で探した記憶があります。レコードを見つけて初めて、正式名称がこんなに長いことを
知りました。
中に入っている曲名も長いのが多い。

ジャケットが面白いですね。
日本でお馴染みの「福助人形」は左隅に鎮座。
エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、マリリン・モンロー、マレーネ・デートリッヒ(?)、
フレッド・アステア(?)、とおぼしき人物が含まれています。
架空のバンドの観客として呼びたい人を入れたという説が有力。
様々な実験的、先駆的、先進的なアルバムであることは間違いありません。