ある種の違和感を覚えながらも、いつもの通りあっちこっち歩き回った 《 京都駅ビル 》 。
探検するつもりで歩けば、結構面白いかも知れません。

屋上の 「 東屋 」 風のベンチがある場所。ポイントは屋根です。まっ黄色。
しかも屋根に少し 「 穴 」が開いています。これだけ見れば、ちょっとオシャレなデザイン。

鏡張りの 「 うねる屋根 」 だって、これだけ見れば、ちょっと近未来的な造形美。
建築の歴史は、ある意味では旧来からの価値観との戦いや軋轢だった・・・ともいえます。
いつの時代も、斬新な発想で建てられた新しい建築は、それまでの価値観とか常識を打ち破って、
新しい時代の息吹きを形で表して来ました。
そりゃぁそうなんだけど・・・。違和感は違和感として残りますね。
これは理論とかの問題ではなく、感情の問題として。

ビルの南側。地上を見ました。
線路が何本も走っています。まさに駅。このアングルから眺めると、自分が駅にいることを改めて
確認できるような気持ちでした。
空港行きのリムジンバスを待つ間のわずかな時間しかなく、駅ビル内は、あまりゆっくり 「 探検 」
できませんでした。今度また来たら、もっと見させていただきます。