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 朝の散歩から帰って朝食を終え、ツァーバスでウィーンの街へ出発しました。

 「 ウィーン 」 という名前は、その昔ケルト人が造った「ウィンドボナ」という名前に由来している

そうです。

 歴史上では、バーベンベルグ家の支配が及ぶようになった12世紀頃から、街が登場します。最も有名

になるのは、かの 「 ハプスブルグ家 」 の支配の時代。街並みの多くの部分が、その頃に造られ、

それが現在まで引き継がれて来たといえます。

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 この街は、ゲルマン民族とスラブ民族の接点にあたる地理的条件にあるため、歴史的にも様々な事件の

舞台になって来ました。

 一方では、交流の接点でもあることから 「 コスモポリタン 」 的な街として発展してきました。

 バスが止まって、降り立った場所は、広々と開放感溢れる空間。

 見渡す限りの石畳。遥か向こうに車止めがあって、車両は進入禁止。高い建物やビルは視界に入って

来ず、木々の間に瀟洒な建物が見え隠れする程度です。

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 降り立った場所にあった案内板です。

 ウィーンの街中を走ったバスは、いつの間にか郊外に来ており、ここはシェーンブルン宮殿。

 ハプスブルグ家の夏の離宮です。