国境を歩いて越えられる国。
車で走っているうちに、いつの間にか国境を越えている国。

海を渡らなければ、隣の国へは行けない、国境を越えれない国で、「 ン十年 」育った身にしてみれば
簡単に「 一歩 」で越えられる国境は、「 そういう場所 」があること自体、不思議な感覚でした。
早朝のプラハ城から始まって、プラハの旧市街地を堪能し、いつの間にかオーストリアとの国境を
越えて、バスはオーストリアへ入りました。
夕暮れです。

大平原の夕暮れです。
ヨーロッパの大平原の「 夕焼け 」に遭遇しました。
いつの間にか雨が上がり、曇り空から、晴れ間が見え始め、夕方にはついに「 夕焼け 」に
なりました。

オーストリア国内を、ひた走り、ウィーンの街の灯りも、そろそろ見え始めようか・・・という頃。
バスの窓の外に、大きな河が見えてきました。
憧れの「 ドナウ河 」です。