昨日、またまた面白い体験をしてきました。
「 MRI 」なるものに、入っての検査です。

3ヶ月ほど前に痛めたところが、なかなか良くならず、通院している医者から、最新式の装置のある
別の病院でMRI検査を受けるように言われました。
紹介状を持って、その病院へ・・・。
受付をして、最初に医者の問診があります。
「 最近手術をしましたか? 」「 閉所は大丈夫ですか? 」などなど数項目を聞かれますが、
驚いたのは、この MRI 「 ひかりもの 」はダメなんですね。
「 時計、指輪、ネックレス、ピアス、イアリング、ヘアピン、眼鏡、補聴器、入れ歯・・・ 」など
その中に「 湿布 」というのもありました。
検査衣に着替え、ベッドに横たわって、体の検査する部分を固定します。
“ この機械は「動き」に弱いので、我慢して動かないでくださいね ”と看護師さん。
“ 何分ぐらいですか? ”
“ 30分ぐらいです ”
“ ええっ!そんなに・・・? ”

「 MRI 」=「 Magnetic Resonance Imaging 」=「 核磁気共鳴画像法 」
すごい名前ですね。舌を噛みそう・・・。輪切り画像の「 CT 」とは原理が違うそうです。
音がうるさいということで、ヘッドホンをつけます。ヒーリング音楽が流れる中、いよいよMRIの
機械の中へ・・・、と、ちょっとその前に、
“ 看護師さん、どうして「 金属 」とか「 湿布 」もダメなんですか? ”
“ この機械は体を電気が流れるんです。金属や水分があると、そこに電気が溜まってヤケドになる
ことがあります ”
・・・“ 「電気が流れる? 」「 強い磁場ができて、金属に反応するせいでは? 」”
少々疑問に思いながら、検査機に入れられました。
工事現場にいるようなものです。耳のところで削岩機が鳴っているようなもの。
ガン、ガン、ガン、ガン
グガーーン、グガーン、グガーーン、グガーーン
ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ・・・ギギギギギギギギギギギギギギギギギ
「 か行 」の濁音の連続でした。(笑)
最初は1分ずつ、次に2分、次に4分、最後は20分間連続で、この音が鳴り続けます。その間、
身動き一つできないので、後半はちょっと苦しくなって来ます。
かゆみが出たり、くしゃみや咳が出そうになったら、どうするんだろう・・・と思いました。
幸い私は、必死に我慢して「 身動き一つせず 」に、無事終了。
できた写真を持たされ、通院している病院へ持って行くようにとのこと。中を開けて見てみたい
衝動にかられていますが、密封してあるので、ちょっとそれは差し控えております。