
ちょっと淋しげな風景に囲まれたドライブインを後にして、再びバスでオーストリアを目指します。
今回の旅で、バスでの移動距離が最も長かったのが、このプラハ~ウィーンのルート。5時間以上は
バスに揺られていたはずですので、距離にして400~500kmぐらいはあったと思われます。
添乗員さんも気を使っていたのでしょう、車内でクイズを出したりして「 飽きさせない 」努力を
していました。
オーストリアとの国境は、ドイツ~チェコのときと同じく、「 ただスーーーッと通過 」。ガイドさん
の“ ハァーーイ!いま国境を通りましたぁ! ”という声がなければ、誰も気が付きません。
オーストリアへ入ってから、二度目の「 トイレ&休憩 」タイム。
ここがまた、不思議なエリア、Wonder-Land でした。

砦のような形の建物、屋上には「 怪獣? 」「 恐竜? 」。
キングギドラのような「 生き物 」が翼を拡げて、空に向かって雄叫びを上げています。
『 EXCALIBUR FREE SHOP 』の看板。
ドライブイン&お土産店&レストラン&免税店&遊園地&ホテル&スーパー&・・・みたいな
ところでしょうか。
ツァーメンバーもバスを降りたのはいいが、恐る恐る店のドアを開けます。

入口に鎮座するのは「 狛犬 」ならに「 狛オトコ 」と「 狛オンナ 」。
これまた、すごい姿です。バイキングのような格好、とでもいえばいいでしょうか。
目立つようにしたのか、何かコンセプトに基づいて造られたものなのか、ただあたり構わず集めた
結果なのか・・・。何も、こんなふうにしなくても・・・との思いも少々。
今までの、ベルリン、ドレスデン、マイセン、プラハといったヨーロッパのイメージとはかけ離れた
そこだけ空気が違うような場所に飛び込みました。