海沿いのルートを辿って、厳島神社本殿を目指します。目印は「 大鳥居 」。

 「 有之浦 」と呼ばれる海岸ですが、干潮時なので海辺へ降りていくこともできます。

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 岸壁の外側に出て、鳩と戯れながら浜辺を歩いて行くと、コンクリートの「 出っ張り 」が

ありました。海に浮かんだマンホールのようにも見えます。満潮になると海の中に沈んでいるわけで、

びっしりと藻が付いています。

 「 出っ張り 」の上に上がって、広島市内側を眺めると、穏やかな海の向こうにビル群が霞んで見えて

いました。

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 視線を左側へ移して行くと、「 大鳥居 」が視界に入って来ます。

 後ろの山は、左側の高い方が「 岩船岳 」 467m。神社本殿の後ろにある山肌が、宮島最高峰の

「 弥山(みせん)」535mにつながっているはずです。意外に低い。でも原始林に覆われた姿は

どこか神秘的です。

 「 弥山 」は山頂まではロープウェーでも行けますし、もちろんいくつかの登山ルートも整備

されています。

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 さらに視線を左側に移して行くと、あとは、これから歩いていく先に広がる岸壁。

 岸壁のところどころに、不思議なものがありました。

 鉄製の「 わっか 」です。

 何に使うのでしょうか・・・?満潮時には海に沈むはず。

 船でも繋いで、流されるのを防ぐのでしょうか?それにしては、少々小さく弱々しい。

 漁網の綱を通して「 定置網 」?まさかね・・・。

 いろいろ想像しましたが、かいもく見当がつきませんでした。