広い広い《 二条城 》、《 清流園 》から鯉の泳ぐ《 内堀 》を渡れば《 本丸御殿 》です。
1626年、徳川三代将軍家光の命令で築造されたもので、もともとは五層の壮麗な天守閣がありました。
雷による出火で焼失した天守閣。いまは「 跡 」だけが残っています。

《 本丸 》の西南の隅にあるのが《 天守閣跡 》
そこだけ少し高台になっており、《 本丸 》全体から、グルッ!と360度見渡すことができます。
遠くに見えるのは、もしかして「 東山連峰 」?、一番高い山はひょっとして「 大文字 」?
現在の《 本丸 》の建物は京都御苑から移築したもの。もとは「 旧桂宮御殿 」というものだった
そうです。
前に広がる庭は、明治時代のもの。長い年月をかけて、いまの形と位置になったわけです。

《 内堀 》が静かに、一直線に伸びています。
こちらの方角の遠くにはビル群。その向こうに山並みが霞んでいました。

《 本丸御殿 》です。
《 二条城 》は《 二の丸 》の方が有名で、そちらがメイン。《 本丸 》が脇役になっているような
感じでした。《 二の丸御殿 》=国宝、《 本丸御殿 》=重要文化財です。