プラハ市民会館の素敵なカフェで食事を終え、外に出ました。
もう一度、市民会館の正面へ。

バルコニーになっている、円形の入口が、何と言ってもいい姿です。
モザイク壁画を造ったのは、K・シュピラルという人だそうです。繊細で豪華な装飾です。
「 プラハの春 音楽祭 」のときに、いつかもう一度、ゆっくり尋ねたい・・・、などと、うっとり
眺めながら写真を撮っていると・・・、
“ あれっ!一人足りないなぁ・・・? ” という添乗員さんの声。
“ スミマセン!あそこに・・・・ ” という妻の声。
“ あぁ・・・では、皆さんこちらへ・・・ ” と添乗員。
食事後、市民会館の円形入口のところで、添乗員さんが人数を確認していたんですね。
そのとき私は、道路の反対側から、写真を撮っていたので、「 約1名 」足りなかったようです。
どうしても、集団から離れて、何やら、普通の人は撮らないようなモノをカメラに納めている私、
この頃になると、添乗員さんも「 一人、ヘンなのがいる 」と諦めムード・・・(笑)

ツァーの集団がゾロゾロと動き出すのを、道路の反対側から眺めながら、もう少し撮影続行。
市民会館の並びは、路上駐車帯になっていました。
全般的に車は、色も形もシンプルです。石畳の道路、歩道の前にズラリと駐車。そういえば、
プラハ市内では「 駐車場 」らしきものは、ほとんど見かけませんでした。
車で街に入る人が、そもそも少ないのか、駐車場はどこか他の場所にあるのか・・・?

市民会館前の道路は、複雑に入り組んでいます。
変則6叉路のような形。
トラム(路面電車)も走っているし、バスも走る、車も走る、人は勝手に渡る(ような感じ)で、
賑やかといえば賑やかですが、日本の雑踏とは、どこか違う風景でした。
周りの建物ですね。
低層の、古くて、しっとりと街に溶け込むような建物が、見下ろしている光景が、どこか開放的で
気持ちにもゆとりが生まれるような気がしました。