「 火薬塔 」の隣りに、アール・ヌーボー様式の優美な建物があります。

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 「 市民会館 」です。ここで、昼食。

 入口部分にある、モザイク壁画が、とっても綺麗です。

 金色の装飾もあって、これまた見事。

 壁画を取り囲むアーチ型の部分に、何やら文字が書かれています。

  【 プラハに栄えあれ、時の流れをものともせず、すべての紆余曲折に耐えてきたように 】(訳)

 入口の上がバルコニーのようになっていて、手すりやら、灯りやら、彫刻やらで、全体のバランスが

何とも言えない美しさを持った建物です。

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 建築年は1911年。いままでの他の建物に比べれば、格段に「 新しい 」。

 大きな木製の扉は、ピカピカに磨き上げられています。

 扉の前には「 本日のメニュー 」。

 一見すれば「 高級レストラン 」に見えますが、実は「 カフェ 」なので皆さん結構気軽に入って

行きます。私らも、堂々と中へ。

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 中は、見上げるような高くて白い天井、そしてシャンデリア・・・。

 入ったとたん、ほぉぉ!! と息を飲むような美しさでした。

 でも「 カフェ 」です。皆さん、楽しそうにおしゃべりしながら、コーヒーを飲んだり、料理を

食べたり、ビールを呑んだり、ザワザワと、さざ波のような話し声が、天井にこだましていました。