入院した病棟の中央にはナースステーション。
その両側にH字型に病棟が延びています。

私の病棟とは「棟続き」、つまり「延長線上」にあるのは「小児科病棟」。
子供たちのために、アンパンマンやバイキンマンなんかの「切り絵」が壁に一杯貼り付けてあります。
にぎやかで、楽しくて、夢がありそうなディスプレイ。
その反面、入院している子どもたちは、やっぱり可哀そう&気の毒な感じ。
すれ違ったときに、“ コンニチハ! ”とか“ バイバイ! ”とか声をかけると、たいていの子供は
少しはにかみながら「 返して 」くれます。ただ、中には「 返しようのない 」子供もいます。点滴を
していたり、車イスにのっていたり、全部が全部明るい表情の子供たちとは限りません。
いろんな病気や様々な事情を抱えているのでしょうが、できれば、早く元気一杯になって、
そこいらじゅう駆け回って欲しいと願うのみでした。
反対側の病棟は「 産婦人科 」。
この世に生を受けたばかりの元気な泣き声が響いて来ます。
ただ…さすがに、写真は撮れませんでした。

「携帯電話は機器類に障害を及ぼす可能性があるので」原則禁止です。
もちろんネットPCも同様の処置。
ただし、エレベーターホールにある「談話室(コーナー)」だけは携帯OK!になっていました。
でも守りませんね…一部の人たちですが…。病室でも廊下でも、携帯で自由奔放にしゃべるわ、
メールはバンバン打つわ…で、看護師さんたちも止めようがない状態。病院のルールなんだから、
ちゃんと守ればいいのに…と思いますが、それができない大人がホント多い。哀しいコトです。

トイレの張り紙です。
携帯のルールは守らない人が多いのに、こういう「 手洗い 」なんかを守らない人はほとんど
いません。人間誰しも「 感染 」はしたくないんでしょうね、特に日本人はそんな感じ。
病室がトイレの真ん前。ベッドは入口のところだったので、トイレを使えばその様子が、
否が応でも「 手に取るように分かります 」。
その結果「 泡手洗い 」はほぼ100%の人が励行していました。