プラハの旧市街広場、その中心は「 旧市庁舎 」です。

 14世紀中頃に完成したといわれる「 旧市庁舎 」、その壁面を飾っているのが「 時計塔 」。独特の

形、デザイン、色合い・・・いままで見たことのないものです。

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 毎「 正時 」になると、この時計が動き始めます。

 広場中の人が、一ヶ所に向かって動き始めたのは、この時計を見るため・・・。

 まもなく11時です。

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 「 仕掛人形 」「 天文時計 」「 カレンダー時計 」という3つの独立した仕掛けからなるこの時計、

動き始めたのは16世紀中頃と言われていますので、ナント!「 500年 」も動き続けていることに

なります。

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 11時。

 天文時計の右側に小さく見える「 死神(ガイコツ) 」が紐を引くと鐘が鳴り、最上部の四角い窓

が二つとも開いて、「 12使徒たち 」の行進が始まります。

 四角窓に入れ替わり立ち替り使徒が顔を出します。

 現地ガイドさんの話では、“ たまに調子悪くて動かないときもある ”と脅かされていましたので、

この日は無事に動いてホッ!としました。

 「 天文時計 」は、いまの時間と、月と太陽の動きを示しています。

 一番下の「 カレンダー時計 」は、1年=12ヶ月の動きを表す時計とのこと。

 カラクリ時計の動きが止まるまでのしばしの間、時計塔前は、さながら国際交流鑑賞会のような

光景になりました。