【7月11日(土) サイモン&ガーファンクル 東京ドーム公演 開演約2時間前】

 1曲目『 旧友~ブックエンドのテーマ/Old Friends ~ Bookends Theme 』
 2曲目『 冬の散歩道/Hazy Shade of Winter 』
 3曲目『 アイ・アム・ア・ロック/I Am a Rock 』
 4曲目『 アメリカ/America 』
 5曲目『 キャシーの歌/Kathy's Song 』
 6曲目『 ヘイ・スクールガール/Hey Schoolgirl 』
 7曲目『 ビーバッパ・ルーラ/Be Bop A Lula 』
 8曲目『 スカボロー・フェア/Scarborough Fair 』
 9曲目『 早く家へ帰りたい/Homeward Bound 』
 10曲目『 ミセス・ロビンソン/Mrs Robinson (includes Not Fade Away) 』
 11曲目『 スリップ・スライディン・アウェイ/Slip Slidin' Away 』
 12曲目『 コンドルは飛んで行く/El Condor Pasa 』
 13曲目『 ブライト・アイズ/Bright Eyes 』
 14曲目『 ハート・イン・ニューヨーク/A Heart in New York 』
 15曲目『 パーフェクト・モーメント~ナウ・アイ・レイ・ミー・ダウン・トゥ・スリープ/
      Perfect Moment ~ Now I Lay Me 』
 16曲目『 ボーイ・イン・ザ・バブル/Boy in the Bubble 』
 17曲目『 グレイスランド/Graceland 』
 18曲目『 時の流れに/Still Crazy After All These Years 』
 19曲目『 ニューヨークの少年/Only Living Boy in New York 』
 20曲目『 マイ・リトル・タウン/My Little Town 』
 21曲目『 明日に架ける橋/Bridge Over Troubled Water 』

 途中休憩なしで、ここまで突っ走って来た S&G のコンサート。ひとまず、終了です。

 『 明日に架ける橋 』の演奏が終わった瞬間の歓声と熱気は、何と表現して良いやら・・・。

 ここで初めて、アリーナ席で立ち上がる人が出始めました。スタンディング・オベーションです。

何人かが立ち上がると、波が拡がるように次々に立ち上がり、拍手が鳴り止みませんでした。

 もちろん私も「 一番 」に近いくらいに立ち上がり、手拍子を打ち続けます。

 コンサートが始まって21曲、そのほとんどの歌詞を、うろ覚えながら暗記している私・・・、二人と

一緒にブツブツ唄い続けていたためか、妙に喉が渇いているのに気が付きました。

 もしかすると、始まる前に呑んだ生ビール、1杯 800円で、高っ!と思い、1杯だけでやめて

しまったせいかも知れません。もっと呑んでおくんだった・・・。


 そんなスタンディング・オベーションとなったコンサートが始まる、約2時間前、私ら夫婦は

相変わらず「 小石川後楽園 」で「 曇り空の下の日向ぼっこ 」をしていました。

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 植木越しに見えるのは、東京ドーム隣接の遊園地「 ラクーア 」のジェット・コースター。

 一定のインターバルで “ わぁぁぁぁぁーーーー! ” “ ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーーー! ” という

悲鳴が聞こえて来ます。最高点が見え、そこから真っ逆さまに落ちて行くところなので、悲鳴も最高点

になるという仕掛け。

 しーーーんと静まり返って、玉砂利を踏みしめる足音と、控えめに話す話し声くらいしか聞こえない

園内、大歓声と大悲鳴が繰り返される遊園地、お隣同士とはいえ対照的な光景でした。

 もうひとつ聞こえる音がありました。

 誰かが歌っています。しかも同じ曲を、繰り返し繰り返し何回も・・・。

 最初は “ ひょっとして、サイモン&ガーファンクルのリハーサルでは? ” と思ったりしましたが

どうも違うようです。同じ音源を流して、マイクとか反響などミキシングのテストをしている模様。

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 園内の一番奥まで行ってみました。

 草むらを掻き分け、植栽をくぐり抜け、ギリギリまでドームに近いところまで・・・白塀の真ん前、

隣りに巨大なドームと遊園地が見えます。

 ミキシングの音も、ジェットコースターの悲鳴も、とても良く聞こえます。

 スタッフがやっているテストとはいえ、もしかするとサイモンもガーファンクルも楽屋入りして

いるかも知れない・・・もう2時間前だし・・・などと考えて、人知れず胸をワクワクさせていました。

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 約1時間もかけて、のーーーんびり見て廻った「 小石川後楽園 」=水戸藩上屋敷跡を、ようやく

後にし、まともな道は行かずに、白壁沿いに遊歩道のような道を歩いて行きました。

 再開発事業のときの保留地のような場所。公共で買い取って公園のような遊歩道にしたのかも

知れません。

 目の前に東京ドームの巨大な白い「 風船 」が見えていましたので、道に迷うことはなく、とにかく

道が続いていれば、そのまま歩いて行けば、どこかに出るだろう・・・てな感覚です。