「てつのくじら館」は海上自衛隊の無料PR施設。
館内に入ると、どう見ても「海上自衛隊OB」とおぼしき人が、あちこちにいます。
エスカレーターの昇り口、展示室の出入り口、展示物の脇、年格好からして自衛隊勤務を終え、
余生をPR施設のボランティアに捧げている…といった雰囲気の「男性」ばかりでした。

魚雷です。
イタズラ書きなのか、マジメなのか。たまたま展示物だから、こんな姿にしたのか…。詳細は
不明ですが、何本かありました。

海上自衛隊の基地となってるということは、戦時中は海軍の基地だったということ。
日本海の機雷撤去にも、随分活躍したそうです。そんな、「海の守り」の栄光の数々が、現物、
模型でフロアごとに展示されています。

潜望鏡からの眺めです。まさにいまの「呉港」の様子が見えます。
潜水艦からは、こんな風に見えていたんですね。
順路に沿って見学しているうちに、幼い頃に遊んだ「潜水艦ごっこ」を思い出し、さらに
『 サブマリン 707 』や『 沈黙の艦隊 』 などなど、憧れだった潜水艦の話が脳裏に浮かんで
来ます。
忘れかけていた「男の子マインド」が、ムクムクと頭をもたげ始めていました。