プラハ市内には観光スポットが数多くありますが、その中でもおそらく「№1」なのが、
「カレル橋」でしょう。どんなガイドブックを見ても、必ず載っています。
フラッチャニの丘からずーーーっと下って来て、街の中を通り、橋のたもとに辿り着きました。

プラハを象徴する「尖塔」がデザインされたマンホールの蓋。
プラハ城地区と旧市街地をつなぐ「カレル橋」の起点は、このマンホールです。

渡り始める前に、もう一度後ろを振り返ってみます。
尖塔とアーチ形の向こうに上り坂が見えます。その向こうに「聖ミクラーシュ教会」、さらにその
向こうの丘の上に「プラハ城」があることになります。

橋のたもとから眺める風景は、まさに「ヨーロッパ」そのものでした。
淡いクリーム色系の壁を主体にし、屋根は赤、高さはせいぜい4階建て程度の建物が続いています。
何世紀にも渡って、波瀾万丈の歴史を歩んできたプラハの街。そんな歴史のすべてを包み込むように
統一された建物群が並び、美しい街並みを形成しています。
しばらく立ち止まって眺めていましたが、いつまで見ていても飽きない風景でした。