高台に聳えるプラハ城から、ゆっくりゆっくり階段を下って行きました。

 眼前に拡がるプラハの旧市街を眺めながら、徐々にヴルタヴァ(モルダウ)川の川岸へ向かって行き

ます。後ろを振り返ってみると・・・、

イメージ 1

 いましがた降りてきた階段が、ずーっと見えます。

 適度に「踊り場」が設けられていて、しばし立ち止まってプラハの美しい街並みを見下ろすことが

できます。

イメージ 2


 面白かったのは両側に連なる「家並」。

 半円形の鉄窓・・・日本風に言えば「雨戸」のように見えます。

 何もこんなに頑丈にしなくてもいいのに・・・と思うのですが、たぶんそれなりの理由があるので

しょう。外敵から守るとか、火災の延焼を防ぐとか、いざとなったら窓枠が「剣」に変身するとか。

イメージ 3

 家並のファサードも個性的。

 クリーム色の壁、石造りの美しさがあります。

 日本の家並が「バラバラ」で「自由奔放」だとすれば、チェコの場合は抑えの効いた色使いで、

統一感を保った美しさ。見ていて飽きが来ませんでした。