臨済宗の禅道場《建仁寺》。
中に入った瞬間に、凛とした厳しい空気が支配していることを感じます。
いい庭がありました。

まず目に入って来る不思議な石庭《○△□乃庭》という名前がついています。
家族みんなで「庭の名前の由来」を推理・・・、なかなか回答が出てきませんでした。

回廊を歩きながら、庭や部屋を様々な角度から眺めることができます。
時折、こんな《円窓》もところどころにありました。
いかにも和風の眺めが満喫できます。

《潮音亭》の《三連の庭》。中央に三つの石、廻りには紅葉。
回廊のどこから見ても「正面」となる「四方正面」の庭だそうです。
かつてNHKのプロフェッショナルで取り上げられた「庭師 北山氏」で出て来た庭だったような
気がします。ひとつの庭にひとつの石を置くにも、すごい時間と労力が費やされていました。
畳に座って、いつまでもボォーッ!と眺め続けていたくなる庭です。