小岩井農場の「ファン感謝デー」の日、午後1番の工場見学ツァーを予約、工場外周を見た後、

いよいよ内部に入ります。

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 最初はバターの製造工程。

 〔生乳受入〕→〔受入検査〕→〔冷却〕→〔クリーム分離〕→〔殺菌・冷却〕→〔発酵〕→〔熟成〕

 →〔攪拌〕→〔加塩〕→〔練り〕→〔ビン詰め〕→〔キャップ巻締〕→〔重量検査〕→〔包装〕→

 〔ケース詰め〕→〔品質検査〕→〔出荷〕・・・結構何段階も工程があります。

 ※ここは知らずに写真を撮ってしまいましたが、製造ラインは撮影禁止でした。

 ひととおり説明を受けて、見学ツァーは終了しました。が・・・見学通路のどん詰まりのところに何やら

模型が展示してあります。建物のミニチュアのように見えますが、早速案内の方に聞きました。

 “これって、何ですか?” “バイオマスの設備です。” “バイオマス?”

 というわけで、主に家畜の糞などを回収し、メタンガス発電や堆肥に利用している装置です。牧場内

にあるこの装置で、循環型農業を実践しているのです。

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 工場裏手には深い森が見えます。「狼森(おいのもり)」と呼ばれる森、本当に狼が出てきそうな

深緑のこんもりとした森が、バックにどっしりと座る岩手山を従えて横たわっています。

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 工場内は「屋内イベント会場」になっています。「牛乳パックへのお絵かき」「バター手作り体験」

「スタンプラリー」がありました。あとはここでも試食。出来立てのフワフワ柔らかいカメンベール

チーズ、ナッツやアーモンドのかけらが入ったプロセスチーズなど、美味しくいただきました。

 スタンプラリーの問題は3問。「ヨーグルト1gに入っている乳酸菌の数は?」など3択でしたが

結構難しい質問でした。

 乳製品は毎日毎日入荷して来ます。このため工場も年中無休で対応しているとのこと。

 清潔感溢れる近代設備の数々、エコにも取り組む先進性、豊かな自然に囲まれた広大な牧場は気持ち

もゆったりさせてくれるようでした。