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 新しい書庫『M.Sのすすめ』シリーズは、「Mix Sandwich」から「Macro-economics Specialist」

へ・・・。こんな単語はないのかも知れませんが、日本語的英語訳で「マクロ経済学の専門家」の話を

聞きに行ってきました。

 D生命のセミナー、テーマは「日本経済は底を打ったか~予想されるポジティブ・サプライズ~」、

講師は経済研究所経済調査部主席エコノミストのN氏。TV東京「Emorning」のレギュラーコメン

テーターの方だそうです。でも田舎のここは、TV東京は入りません。残念。

 麻生内閣の緊急経済対策の効果もあって、日本経済は2~3月に底入れし、今は回復局面に入って

いる、秋口には本格的な回復基調に向かうが、来年秋頃には時限立法諸施策の期限切れもあって、

踊り場局面 or 弱含みになって来る危険性がある。というのが、今日の講演のエッセンスでした。

 実質GDP、鉱工業生産指数、在庫指数、輸出数量指数、米国ISM指数、中国PMI指数、日銀

短観のDI指数、等々景気判断をする上でエコノミストが注目する諸指標の長期変動を元に、今と、

これからを予測した結果が、講演の内容。淀みない話しぶり、適度な抑揚、資料解説の巧みさ、S氏

はさすがエリート・エコノミストと思わせる、切れ味の良い、ためになる講演でした。

 1時間半程度の講演修了後、「茶話会」と称して、軽食とソフトドリンクで立食のパーティがあり、

そこで再び講師のN氏と話す機会に恵まれました。その場でつい…「指数、指標で見れば確かにそう

なんでしょうが、大都市圏と地方、大企業と中小零細企業では景況感が相当違うはず」とか「私は

早期退職して現在ハローワーク通いをしているが、異常なほどの失業者で溢れ返っている。少しばかり

景気の底入れがあったとしても、溢れ出た雇用を企業が再吸収できるとは思えない」などと、生意気を

垂れてしまいました。Nさん生意気言ってゴメンナサイ…。

 そんな私への仕返し…?出て来た料理は「Mix Sandwich」。いやはや、2日続けてのサンドウィッチ

になりました。でも、自宅で食べた昨日の方が、みずみずしさと美味しさは上でした(泣、笑)。