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 直線道路の多いアウトバーンをすっ飛ばし、残雪の残る国境を越えて、バスはチェコに入りました。

 最初の国ドイツの通貨はユーロ〔 € =100c(セント)〕、為替相場は「1ユーロ=130円前後」

でした。去年の7月頃は 170円前後でしたので、相当“円高”が進んでいました、ラッキーです!

ドイツと日本の時差はマイナス8時間(夏は7時間)、つまり8時間“戻る”ことになります。水は

問題はないのですが、硬水なので、直接飲むのは避けた方が無難。ミネラル・ウォーターを飲むこと

になりますが、炭酸ガスの「入っているもの」と「入っていないもの」がありました。飲みやすいのは

入っていない「ノウ・ガス」タイプ。治安は比較的いいので、通常の日本の都会で注意する点に少し

気を遣う程度です。

 ただ、誇り高きゲルマン民族、堂々とした体躯、彫りの深い顔立ち、持物から何から全般的に

デザインは極めてシンプルで機能的(鞄類も「黒一色」が一番多い)、食べ物は栄養さえ充分に

取れれば良く、見た目はほとんど気にしない。そんな、お国柄でした。

 次に入国したのはチェコ。ドイツとの国境は「越える」というよりは「通過した」だけ。それでも

空気というか雰囲気が、ガラッ!と変わりました。この国はまだユーロに加盟していません。通貨は

「コルナ」。大きなお土産品店やレストランなどはユーロが使えますが、街の一般商店などではコルナ

しか流通しない場合があります。私等はほとんど買い物をしないタイプなので、結果的にはユーロだけ

で済ませることができました。

 国境を越えてまもなく、ドライブイン兼ガソリンスタンドでトイレ・タイム。あっ!そうそう、今回

の旅行で「トイレ婆さん」なる「職業」があることを初めて知りました。ヨーロッパではトイレは普通

「有料」です。チェコのトイレ・チップは、だいたい 10コルナor 0.5ユーロ。これを払ってから中に

入りますが、チップを受け取る人は何故か「お婆さん」が多い。理由はよく分かりませんが・・・。

 小休止したドライブインでカフェ・ラテのような飲み物を購入。GSの機械設備もチェコ風なら、

近くにあった3重連のゴミ箱もチェコ風でした。いよいよ、旅の二つ目の国、チェコです。