マイセン工房の2階は美術館になっています。それも相当広く、展示点数も多数です。
どうしても「器物」「皿物」が多くなりますが、とんでもなく大きいものやとんでもなく
精巧なもの、とんでもなく色鮮やかなものも飾られていました。
白色磁器そのままに色は付けない「ゾウ」と「サイ」。お互いがにらみ合っている形です。
結構な大きさがあり、表面の滑らかさからして、「一体どうやって造ったんだろう?」と
思わされました。
他には「人形のかたまり」のような作品。何やら鉱物の発掘作業でもしているような様子。
人物だけでなく、衣服や器具類も細かい細工がされています。色も原色系を巧みに使って、
鮮やかな仕上げになっています。
部分部分を形作って、接着させながら大きな作品にして行くらしいのですが、
それにしても上手く造るものだと、感心しました。
作品に当てる照明にも細心の気配りがされており、見ごたえのある展示になっています。