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アルバムの1曲目でガツン!と来るのはいくつかありますが、

このアルバムはその最たるもの。

いま流れている「Com Together」のイントロは、いつ聴いても痺れます。

制作順では BEATLES 最期のアルバムになるこの「ABBEY ROAD」。

横断歩道を横切って当時のEMIスタジオから去っていく4人の姿を写したジャケットは、

あまりに有名です。
1969年、もはや解散が見え始めていたはずの BEATLES にしては

バンドの音としてまとまりがあるし、

暖かさと冷たさが同居してるような雰囲気を感じます。

 

この頃の4人の間には様々な軋轢が生じていた頃。

いわばバンドの体をなしておらず、
ソロ・アーティストの集合体だったため、最期の録音になりました。

オーソドックスな演奏・録音の他に、

シンセサイザーを使った先進的な音にも挑戦しており、

BEATLES という偉大なグループの歴史を

コンパクトにまとめたようなアルバムになっています。

全英チャートではもちろん1位(17週連続)になりましたが、

このアルバムから1位の座を奪ったのが

キング・クリムゾンのデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」だった、
というのも次に来るプログレッシブという時代の流れを象徴しているようです。